先日のプレゼンの続き・・
手拭の型を掘るのに使った大昔の小刀を
拝見することが出来ました。
1ミリ位の連続の細かい模様を
それこそ、紙・糸・柿渋で作り上げるのですが
PCもない時代の、本当に素晴らしいデザインを
更に、きっちりと寸分の誤差もなく掘るのです。
最初にちょっとでもずれると
染め板の上で型を移動しているうちに
どんどん、生地からはずれてしまうことに!!
その型を掘る小刀も職人さんが自分の手に合わせたものを
それぞれに工夫して創るのです!
匠の世界のこだわりは、半端なもんじゃありません。
この型紙だけでも、日本の文化遺産です。
伊勢型紙なども、それをランプシェードなどの商品に
しているものもありますね。
下町の会社の外壁にもずらりとこの型紙が
貼ってありました。雨が降っても大丈夫?
と、聞いたら
もともと水にさらして創るんだから、問題なし、とのこと。
そうですよねえ~丈夫でなかったら
140年ももたないもの。
それにしても、細かい仕事をする人は偉い!尊敬します。
この薄い型紙を見よ! |
染めの型紙ってかっこいいですよね。
返信削除骨董屋で買おうか迷った経験が何度もあります。