KATAGAMI STYLEの広がり 世界が恋した日本のデザイン
先日駆け込みセーフだった展覧会のお話
三菱一号館美術館で開催された江戸時代の型紙から世界へどのような
影響を与えたか?の実際をいろいろなアイテムからのアプローチで展示し
大変勉強になりました。
てぬぐいなどの型紙という知識はありましたが、これだけ海外に流出していて
その原案をもとに、各国のプロダクトデザインや絵画、建築にまで影響を
あたえていたのですね・・・・
日本人の創りだす繊細で優美かつ大胆な柄は、やはり世界屈指のもの。
それを、海外の昔の人も目ざとくみつけてデザインに取り入れたのでしょうね。
肝心の日本人は(そのころはデザイナーというより意匠家?)その凄さを分かって
いたのかな??
いまだに日本人は自分の国の凄さを理解してない部分がありますからね~
400点にも及ぶさまざまな作品を見ると、真似されるのはうれしいような悔しいような
複雑な気分になりました。いまでいう、パクリですものね・・・・
それにしても型紙の掘りの細かさ!!柿渋紙を掘り、糸で固定していく職人技の
すばらしいこと!以前、戸田屋さんの140周年でも見させていただいた小刀や錐のような道具
名前も出なかったであろう、その職人さんたちの意地と拘りがつくりだした美
やっぱり、日本人って凄い!
0 件のコメント:
コメントを投稿