2013年2月9日土曜日

京都 ひとり旅

冬の京都、ひとり旅

神戸の仕事のあと、帰りがけに京都に泊まり
寒さにめげず、京都ひとりぶらり旅としました。

朝から風花が舞う寒さの中
さあて、どこへ?
やはり、今しか見られないものを・・と思い
冬の特別公開秘仏を見に行きました。
まずは、東寺の五重塔、ここは弘法大師様の寺で有名
当時は日本一の高さだったようで
何回も雷や、災害にあっても何度も再建されたそう。

その時代毎の、人々の想いが詰まっている建造物。
塔の一番てっぺんには、弘法様のお骨が入っているらしい。
それは、どこからでも拝めるように・・との配慮から。
塔の1階にある
室町時代の勇壮な仏像群の立体曼陀羅も迫力あり!

次に、知恩院の近くの尼寺へ。
ここは、長野善光寺のミニチュア版。
地下に、戒壇巡りという真っ暗闇の中を1周して
鍵を発見し念仏を唱えると、願いが叶う・・・?というので
ひとり旅のさみしさで、心細くもなりながら全くの闇の中を
壁のみを信じて進みます。
目を明けても何も見えない経験って、都会にいると
まずありません。しかし、後戻りもできない中
壁を伝っていくと、固いものに触れ、あ・鍵だ!と。
思わず、もっともっと頑張ります・・と神に誓ってしまいます。

光ある下界に出た時は、生まれ変われるそうで・・・。(何回生まれ変われるんだ?)

たしか、清水寺にもあったはず。この真っ暗闇体験は
お勧めですよ。

寒い寒い京都だったけれど、背筋が伸びる経験が出来ます。
そうだ、京都へ行こう! です。

これが弘法様のお骨が入っている五重塔てっぺん!


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