神戸の仕事のあと、帰りがけに京都に泊まり
寒さにめげず、京都ひとりぶらり旅としました。
朝から風花が舞う寒さの中
さあて、どこへ?
やはり、今しか見られないものを・・と思い
冬の特別公開秘仏を見に行きました。
まずは、東寺の五重塔、ここは弘法大師様の寺で有名
当時は日本一の高さだったようで
何回も雷や、災害にあっても何度も再建されたそう。
その時代毎の、人々の想いが詰まっている建造物。
塔の一番てっぺんには、弘法様のお骨が入っているらしい。
それは、どこからでも拝めるように・・との配慮から。
塔の1階にある
室町時代の勇壮な仏像群の立体曼陀羅も迫力あり!
次に、知恩院の近くの尼寺へ。
ここは、長野善光寺のミニチュア版。
地下に、戒壇巡りという真っ暗闇の中を1周して
鍵を発見し念仏を唱えると、願いが叶う・・・?というので
ひとり旅のさみしさで、心細くもなりながら全くの闇の中を
壁のみを信じて進みます。
目を明けても何も見えない経験って、都会にいると
まずありません。しかし、後戻りもできない中
壁を伝っていくと、固いものに触れ、あ・鍵だ!と。
思わず、もっともっと頑張ります・・と神に誓ってしまいます。
光ある下界に出た時は、生まれ変われるそうで・・・。(何回生まれ変われるんだ?)
たしか、清水寺にもあったはず。この真っ暗闇体験は
お勧めですよ。
寒い寒い京都だったけれど、背筋が伸びる経験が出来ます。
そうだ、京都へ行こう! です。
| これが弘法様のお骨が入っている五重塔てっぺん! |
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