2011年6月22日水曜日

吟行!とは・・

いざ鎌倉へ!

俳句教室の先生と仲間で、初の吟行をしましょう。とのことで
鎌倉へ1泊2日の旅をしてきました。
東京からの近場なので、泊まりがけで行くのは初。
そして、こんなに面白く、大変で、頭のマラソンのようになるとは・・・

朝の鎌倉駅前は大変な混雑です。
この時期、アジサイ廻りをする観光客でいっぱいです。
そこで、、われらはタクシーでまず葉山マリーナへ逃げました。
メンバーのリッチな方が、なんと真っ白なクルーザーを持っているのです!!
名前も素敵な、フェアリーテイル❤

さて、まずは海へ出港!
海・ヨット・かもめ・釣り船・岩場・・・・何を見ても
これを俳句に詠むにはどうする??と。
そして揺れるクルーザーの上でもう皆ノートに書きつらね出しているでは
ありませんか・・焦ります。
もう、優雅にクルージングを味わって、なんて言っていられません。
先生は、下船するまでに10句作るように。と、

見た・風をうけた・波しぶきがかかった・三崎港には宮古の船がいた・・など
いろいろ感じることはあっても
それをうまく5・7・5の限られた中に、自分らしく、人にもなるほどね~と思われる
句作はなかなか出来ません。

そんな、悪戦苦闘しながらのクルーザーでの吟行は贅沢な遊びですよね。
遊びなんだけど、真剣勝負。
これが、俳句の面白さなんですね・・
お昼のために、シーボニアに寄ったレストランでは皆もうそわそわ。
海を見ながらのランチは優雅にして過酷。
頭のなかは、ぐるぐるして真白!!

その夜、八幡宮での蛍を鑑賞したあと、句会でいよいよ発表。
一人15句は出し、×6人ですから90句位の中から選ぶのは10句。
さて私の句
[サイダーと海を泡立てボート行く」
[水音についと伸びゆく蛍の火」

先生の句はさすが!というものがさらさら出てくるのですが
われわれは、まだまだ言わずもがなを、言ってしまう!?
もっと、日本語を語彙を増やさねば、と反省しきりです。
でもあと10年やれば、少しはものになるかな?
と夢は広がります。勉強って楽しいものなんですね・・・。

旅は、なにか課題を造ってすると、より深まるものなのかも
しれません。
さて、2日目の紫陽花めぐりは、次回また・・・


キャプテンの腕さばき!


葉山マリーナで搬送中



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