2012年2月29日水曜日

安野光雅 絵本原画展

安野光雅の 絵本展

彼の絵は、ち密で細かい描写が有名で、私も何冊かは目にしてましたが
板橋区美術館で開催中と聞き、さして期待もせずに行きました。

そこは、思っていた以上に彼の世界観が本と原画とが200点以上も並び
ふしぎ・数学・物語・古典・風景
とテーマごとに分かれて展示されており
彼の原風景である、津和野から世界への旅まで知ることが出来ました。
原画と印刷されたものとの差もよくわかります。
本も座ってゆっくり読むことができます。
素晴らしい展覧会でした!

もう、80代半ば過ぎのはず。ですが、いまだに新作も描いていらっしゃる
凄い人ですね・・・・。

個人的には、ふしぎの絵は昔から見ていましたので
缶を絵の真ん中に置くと、ふしぎな絵がまともな分かる絵に
変化する、トリックアートは懐かしく拝見。

今回、意外にも風景スケッチや、野の花と小人たち の
柔かいファンタジー溢れる絵が素敵でした。
そして、文章もなかなかです。書道もすごい
なんでも、できる人なのでしょうね。羨ましいかぎり・・

幅広い彼のワールドにいっぺんに嵌ること請け合いです。
是非、3月25日までの開催ですので、お見逃しなく!

1階の物販スペースには、彼の故郷、津和野のお菓子も
売ってますよ~。お楽しみに。

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